3/23-24 池袋鉄道模型芸術祭

3/23-24の池袋鉄道模型芸術祭に参加させて頂いた(関山さん主催)。テーマは「蒸気機関車の似合う風景」。このイベントに参加するのは初めてだったが、8月のJAM(国際鉄道模型コンベンション)に負けずとも劣らない内容だった。車両だけではなくとにかくジオラマとインフラが凄いことが印象に残った。写真を交えつつ今回のイベント記事を書いていく。時系列は一切考慮していないので悪しからず。

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イベントの目玉、yamataiさん作碓氷峠の眼鏡橋。橋部分は2*6ブロックとプレートで出来ており、シンプルなパーツを組み合わせて大きな建造物を作る技量にただ感心するしかなかった。橋を架けることに留まらず、険しい渓谷の造形も美しい。斜面ブロックの絶妙な配置が上手い。更に驚くべきことに、これを作るのにたった5日しかかからなかったという。ただ同氏は非常に無理をされており傍から見て心配せずにはいられなかった。くれぐれもご自愛して頂きたい。
P_20190323_102009.jpgP_20190322_200023.jpg
橋の下にある関山さんのボンネットバスがレトロな雰囲気をより一層引き立たせる。ジブリの映画に出てきそうだと言ってるお客さんがいた。
P_20190324_095119.jpg朝の陽射しが眩しい。
P_20190323_093208.jpg隼さんのNorth Rainbowと拙作キハ40系。道北でも見られそうな風景である。
P_20190323_190242.jpgP_20190323_190103.jpgEF63ととげやんさんの189系電車。往年の特急あさまであり、碓氷峠の代名詞と言える存在である。碓氷峠廃止後も20年以上に渡り走り続けた189系あさま色も今月で遂に引退すると聞いて寂しい。去年ムーンライト信州に乗ったのが懐かしく思い出される。
P_20190323_183051.jpgP_20190323_183246.jpg関山さんとyamataiさん作EF63の3重連。ただの変態である。
P_20190324_175954.jpgP_20190324_175809.jpg橋部分の構造をアップ。少ない種類のパーツで組みやすい合理的な造りとなっている。煉瓦模様は橋の内部構造に組み込むのではなく、表面から被せる造りになっている。
P_20190324_175609.jpg橋周辺の内部構造は城壁パーツを組み合わせて作られている。グリッドマンに出てくる電脳空間に見えたのは私だけだろうか。
P_20190323_145223.jpgてりやきさんの碓氷峠変電所。レトロな近代建築の雰囲気が出ており、眼鏡橋との相性抜群だった。
P_20190324_100323.jpgP_20190324_093545.jpg鱒寿司さんの#60197セットベースのHST。とにかく朝の日光が美しい。
P_20190323_102949.jpgP_20190323_104323.jpgP_20190323_104340.jpgpgyさんの山岳エリア。和歌山線・近鉄吉野線吉野口にありそうな禿山で、中途半端な量の草木が生えている描写が上手い。線路を交差させていることで立体感が際立つ。
P_20190324_103326.jpg5udonさんの太平洋石炭販売輸送株式会社DE601。ついこの前釧路で実物を見たからか親近感がある。
P_20190324_130445.jpg米国発のDE601とホイットコム、れいなことキハ07の3重連という非常にマニアックな並び。
P_20190322_182620.jpgP_20190324_155941.jpgなしさんの機関庫。以前から噂には聞いていたが、私自身がこれを見るのは初めてである。想像以上の規模であり、イベント会場の端からでも十分すぎるくらいの目立ちようであった。小樽築港機関区をモデルに作られたそう。
P_20190323_125447.jpgP_20190323_125307.jpgP_20190324_100149.jpg蒸気機関車が入庫。各々の参加者が機関車を持ち寄っており、それぞれの個性が光る。エースさんの梅小路機関区との共演を是非見たい(運送が物凄く大変そう)
P_20190323_114940.jpgP_20190323_114957.jpg監視塔(?)も細長い構造をしているが、テクニックパーツを上手く組み合わせて安定した強度をもつ。ライトも仕込まれている。個人的にお気に入りの建造物。
P_20190322_181551.jpgP_20190323_095125.jpgP_20190323_143536.jpgP_20190323_112242.jpgP_20190323_104643.jpgSUUさんの駅。古い客車が非常によく似合う。一方でなしさんの東武TJ-liner50090系というアンマッチな風景も面白い。拙作103系がいると一昔前の関西線木津駅のようである。
P_20190323_141653.jpg北陸の精鋭が集う。優等列車が数多く走っていた日本海縦貫線が懐かしい。なぜJR西日本は北陸を3セク化した挙句、金沢以東の大阪直通特急を廃止したのか理解に苦しむ。
P_20190323_114026.jpg駅前風景。ローカルなレトロ駅の趣。
P_20190324_154807.jpg昔ながらの駅前おでん屋。画一化された髪型と色鮮やかなソーセージが昭和の雰囲気を醸し出している。
P_20190323_191711.jpg5udonさんのコンクリートブロックとガードレールの表現。1*2真ん中ぽっちのプレートを裏側にする手法を取っている。逆組はシンプルだが中々思いつかない発想に思える。このような普段気にも留めないような構造物をも丁寧に作り込むことで、全体としてよりリアルな表現となっていくのだろう。
P_20190324_110458.jpgP_20190323_124453.jpgFBIさんのエリアの弾薬庫とそれに隣接した路地。後ろで黒服の男2人が何かしている気がするが、あまり気にしないでおく。手前のスーツケースを持つ男は線路に向かって歩いているが、疲れているのだろうか。
P_20190323_103100.jpgもいさんの倉敷美観地区。「そば」のロゴが上手い。
P_20190323_123219.jpgP_20190323_123221.jpgかいさんの225系電車。桜と225系といえば芦屋~西宮辺りが思い浮かぶ。そろそろ阪神間の桜が見れる季節になってきた。
P_20190323_144734.jpg新旧北陸の顔ぶれ。上野発着(信越)白鳥ED42+キハ82とあいの風とやま鉄道521系。鱒寿司さんのキハ82は車両内部に樽を仕込んでおり、その樽をモーター回転させることでカラカラと音を出し、実物気動車の音を模している。
P_20190323_123513.jpgP_20190323_123524.jpgP_20190323_184325.jpgSatoさんのトワイライトエクスプレスと。トワイライトフル編成が5年の時を経て遂に完成。圧倒的な迫力があった。
P_20190323_132500.jpgP_20190323_132442.jpgP_20190323_132436.jpgトワイライトは内装も作り込まれている。
P_20190323_185538.jpgP_20190323_185735.jpgとげやんさんの189系とhiroさんの急行きたぐに583系と。
P_20190323_142020.jpgawazoさんの森林エリアとお客さん持ち込みの四国新幹線ことキハ32。
P_20190324_124459.jpg延々と続く直線区間と高速走行する拙作789系。函館本線さながらの風景である。
P_20190323_162151.jpgマツタケさんとヨネタカさんの大陸欧州シリーズ。
P_20190324_155703.jpgyamataiさんと隼さんのC62重連。蒸気重連はいつ見ても楽しい。
P_20190323_173852.jpgてりやきさんのD51と関山さんのロシア客車。ロシア客車と蒸気との親和性の高さに驚く。
P_20190324_143910.jpgP_20190324_144547.jpgD51がワムを牽引。このような景色が見られた頃の撮り鉄はどのような人々だったのか気になる。

2日間、非常に充実した時間を過ごすことができて幸せだった。写真をあまり撮れずイベントを記録し切れなかったのが残念でならないが(蒸気をもっと撮っておくべきだった)、それだけ内容の濃いイベントだったと言うこともできる。巨大モジュール、車両、それぞれが組み合わさってこそ大きなイベントは成功するということを改めて実感できた。個々人のイベントを作り上げようとする努力と情熱は目を見張るものがあり尊敬の念に堪えないが、その過程で無理をされている方々がいた。健康な体あってこそ趣味活動が出来てイベントを楽しめるものなので、今後は健康に気を配り無理をなさらないことを切に願うばかりである。
2日間イベントに携わって下さった方々、イベントに来場して下さった方々、本当にありがとうございました。来年も参加させて頂きたいと思います。

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